この数日、日本中で大慌てなのが教育現場ではないでしょうか。

27日(木曜日)に突如発表された「臨時休校」には色々な意味で驚きました。
3月2日から春休みが終わるまでって、今学期の登校が28日のたった1日のみということです。
学校の先生の立場になると、あまりに突然過ぎて、学校現場がパニックになったと想像できます


そして、翌日には「休校しない判断もあり得る」と文科省が記者会見。
確かに休校は「要請」であり、絶対ではありませんが、結局どうすればいいのか、現場はさらに困ったでしょうね。
個人的には、子供の感染を防ぐためには仕方ない判断だとは思います。
が、あまりにも急すぎて、もっと早く事前発表や対策をしておいた方が混乱を防げたのかと思っております。
正直、新型コロナウイルス関連肺炎については、まだ詳しくは分かっていないのが現状だと思います。
目に見えないけども、感染力が高いことは間違いないようです。
一度感染しても、再感染の可能性があり、中国発表では14%が再び陽性反応というニュースをみました。
よく診察で質問されるのが、犬や猫への感染です。

犬には「犬コロナウイルス感染症」が存在します。感染すると下痢などが起きます。

猫には「猫コロナウイルス」が存在します。こちらは感染すると伝染性腹膜炎などが発症する病気です。
2020年2月現在は、犬と猫のコロナウイルスは「アルファコロナウイルス」であり、ヒトの新型は「ベータコロナウイルス」と
ウイルスの種類が異なりますので、犬や猫にヒトコロナが感染したという報告はありません。
ただし
東京都獣医師会と、北海道獣医師会の発表では、ウイルスが突縁変異を起こす可能性が否定できないため、注意が必要との記載もございます。

本当に今回の新型コロナウイルスに関しては、まだまだ情報が足りていないですね。

わたくしは、定期的に色々なホームページにて正確な情報をチェックしております。写真は
埼玉県HPです。
埼玉県は現在感染者が4名(全員チャーター便に乗っていた方のようです)
そして、Yahoo!ニュースでは、中国にて、犬を検査したらヒトコロナウイルスが陽性だったニュースが流れていました。

個人的には、このニュースは情報量があまりにも少なすぎて、信用はしてません。
感染した飼い主さんが犬を触れば、犬の毛や体内にもヒトコロナが存在することはあるかもしれませんが、今回のニュースでは、犬の検査をどうやって行ったのか(血液でPCR法?)、犬は症状がないと記載がありますが、あまり参考にはならないニュースに思えます。
3月15日までUSJやディズニーランドも休園が発表となりました。
北海道では週末の外出を控えるように控えるように発表がありました。
ここまで日本中が制限かかるのは、この数年で初めてではないでしょうか?
マスク売り切れ、消毒液売り切れ、最近ではトイレットペーパーが買えなかったとも聞きました。
何とかみんなで協力し合って、ルールを守って、日本中世界中が安心できる日に戻ることを願います。
by 病院用の消毒液がちょっと入荷して安心しましたスタッフM

posted by clema at 01:00
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当院のコロナ対策について/関連日記